Conch pearl ¦ コンクパール


コンクパール(コンク真珠)は、ピンクガイを母貝とする天然真珠です。
ピンクガイはバミューダ諸島からフロリダ州南部、西インド諸島を含むカリブ海全域に生息しています。


非常に希少
Extremely rare
コンク真珠の出現率は、1,000貝に1個とも、10,000貝に1個ともいわれています。(研究者によって諸説有り)
 20世紀中頃より、食用として過度の採取が行われたこともあり
採取を禁止する地域が増え、今後、産出量が大きく増えることは考えられないことです。

  
真珠の表面に “火焔模様”あるいは“flames” (フレーム)とよばれる曲線模様が
見られるものが最上と評価されています。色は、様々なピンク色や・赤・オレンジ・黄色・白・
灰色がかった、または紫がかった色等々バリエーション豊かです。強い色むらを示すものが多いのも特徴。

真珠層がなくてすべて稜注層で出来ています

コンクパール解説 火焔模様(かえんもよう)
コンクパール火焔模様
白線部分の拡大
コンクパール
ルース
コンクパールルース
Conch pearl 2.32ct 上質

ネックレス
コンクパールネックレス

Conch 4.46ct Pt900
母貝
ピンクガイ

ピンクガイ/Queen conch
学名Strombus gigas
コンクパールには伝説が数多く残されています。古代 先住民の間には、このパールを持てば
Deva
(デーヴァ:幸運の精霊)に守られて末永い繁栄が約束されると信じられていました。



【参考】
 国立科学博物館で2005.10.8-2006.1.22開催された 「パール」展 - その輝きのすべて のカタログP71になぜ巻貝の真珠は少ないのだろうという理由が次の3点で説明されています。わかりやすいので抜粋してご紹介します。
 1.巻貝の貝殻の中には、軟体部がきっちりと納まっていて、真珠の核となるような粒子が入り込む隙間がほとんどない。
 2.巻貝のほとんどが草食性あるいは肉食性で、濾過食性ではないため、体内に粒子が侵入する機会が多くない。
 3.巻貝は活発に動き回ることで、侵入した粒子を除去することができる。
【参考】
絶滅のおそれのある動植物の輸出入等の国際取引を規制し、絶滅から保護することを目的として、1973年にワシントンにおいて「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」が採択されました。 この条約をワシントン条約といいます。この条約により規制対象となる動植物は絶滅のおそれの度合いによって 条約の附属書Ⅰ、Ⅱ、Ⅲに区分されており、この附属書ごとに輸入規制の内容が定められています。 今現在、学名Strombus gigasは、Ⅱ 輸出国の許可がなければ商取引できないものに指定されています。

【参考】
生きているピンクガイ/Queen Conchの写真です。ピンクの色が本当にきれいです。透かし文字で少し見にくですが、写真左側 にょきにょきと目が2つ、 こちらの様子を伺っています。面白いですね。撮影者:MASA USHIOSDA/撮影地:グランドバハマ
    
バハマ諸島には、とても美しいピンクサンドビーチと呼ばれる ピンク色の砂浜があります。その砂浜がピンクの理由が「コンク貝」 の殻(や微生物など)があつまってピンク色になるんだそうです。夢のピンクサンドビーチ、是非行ってみたいです。
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